なぜ保守費用が必要なのか。ホームページ保守の相場と現実
ホームページ(システム)の保守費用の相場について
「ホームページの保守費用って、正直よくわからない」
「毎月かかるものなの?」
「更新しない月も払う必要あるの?」
これは、クライアント側・制作側どちらからもよく聞く話です。
今回は、
ホームページ(システム)の保守費用とは何か、
相場感、
実際の内訳例、
そして
なぜ認識のギャップが生まれやすいのか
について、できるだけ噛み砕いて書いてみます。
そもそも「保守費用」ってなに?
ホームページの保守費用とは、一言でいうと
「問題が起きないように見守り、何かあったらすぐ対応するための費用」
です。
よくある誤解として、
- 更新しないなら不要では?
- 何も起きてないのに払うの?
- サーバー代と同じでは?
という声がありますが、
保守は「作業」よりも状態を維持するための役割が大きいです。
例えるなら、
- 車検や定期点検
- ビルの管理費
- 医者の健康診断
に近いイメージです。
ホームページ保守でやっていること(代表例)
制作会社や契約内容によって違いはありますが、
一般的には以下のような内容が含まれます。
- サーバー・ドメインの管理
- WordPressやプラグインのアップデート対応
- セキュリティ対策・不正アクセス監視
- 表示崩れやエラー発生時の初期対応
- 軽微な修正・調整
- お問い合わせ対応(「表示がおかしい」「メールが届かない」など)
「何も起きない状態を保つ」ための作業が多く、
目に見えにくいのが特徴です。
保守費用の相場はどのくらい?
あくまで一般的な目安ですが、
よく見かける相場感は以下です。
- 月額 5,000円〜10,000円
→ 最低限の監視・管理のみ - 月額 10,000円〜30,000円
→ 中小企業サイトで多い価格帯
(管理+軽微な修正・相談対応込み) - 月額 50,000円以上
→ 更新頻度が高い/システムが複雑/複数サイト管理など
「高い・安い」は、
何をどこまで含んでいるかで大きく変わります。
細かい内訳例(イメージ)
例えば、月額30,000円の保守費用の場合、
中身はこんな構成になっていることが多いです。
- サーバー・ドメイン管理
- WordPress・プラグイン更新チェック
- セキュリティ対応・バックアップ確認
- 表示崩れやエラーの一次対応
- 月◯時間分の軽微な修正作業
- メール・チャットでの相談対応
ポイントは、
「トラブルが起きたときの即対応枠を確保している」
という点です。
実際には、
何も起きない月のほうが多いですが、
起きたときは一気に工数がかかることもあります。
クライアントと制作側の相場感のギャップ
ここが一番ズレやすいところです。
クライアント側の感覚
- 更新してないのに費用がかかる
- 作業してない月は減らせない?
- 何をやっているのか見えにくい
制作側の感覚
- 何かあったら即動ける状態を維持している
- 裏側では常に確認・判断が発生している
- 緊急対応はスケジュールを割り込むこともある
つまり、
「何も起きていない=何もしていない」ではない
という点が、
なかなか伝わりにくい部分です。
保守費用で一番大事なこと
金額そのものよりも大事なのは、
- どこまで対応してくれるのか
- どこからが別途費用なのか
- 何かあったとき、誰がどう動くのか
が、
事前に共有されているかです。
保守費用は
「安心を月額で買う」側面が強いので、
納得感のある説明と合意がないと、
どうしても不満が生まれやすくなります。
まとめ
- 保守費用は「何もしないための費用」ではない
- 相場は月数千円〜数万円と幅がある
- 中身と対応範囲で金額は大きく変わる
- クライアントと制作側で見ている視点が違う
nanofunでは、
「結局、何をしてくれるのか分からない」
という状態にならないよう、
できるだけ中身が見える形での保守を心がけています。