なぜ保守費用が必要なのか。ホームページ保守の相場と現実

2026.2.3

ホームページ(システム)の保守費用の相場について

「ホームページの保守費用って、正直よくわからない」
「毎月かかるものなの?」
「更新しない月も払う必要あるの?」

これは、クライアント側・制作側どちらからもよく聞く話です。

今回は、
ホームページ(システム)の保守費用とは何か
相場感
実際の内訳例
そして
なぜ認識のギャップが生まれやすいのか
について、できるだけ噛み砕いて書いてみます。

そもそも「保守費用」ってなに?

ホームページの保守費用とは、一言でいうと

「問題が起きないように見守り、何かあったらすぐ対応するための費用」

です。

よくある誤解として、

  • 更新しないなら不要では?
  • 何も起きてないのに払うの?
  • サーバー代と同じでは?

という声がありますが、
保守は「作業」よりも状態を維持するための役割が大きいです。

例えるなら、

  • 車検や定期点検
  • ビルの管理費
  • 医者の健康診断

に近いイメージです。

ホームページ保守でやっていること(代表例)

制作会社や契約内容によって違いはありますが、
一般的には以下のような内容が含まれます。

  • サーバー・ドメインの管理
  • WordPressやプラグインのアップデート対応
  • セキュリティ対策・不正アクセス監視
  • 表示崩れやエラー発生時の初期対応
  • 軽微な修正・調整
  • お問い合わせ対応(「表示がおかしい」「メールが届かない」など)

「何も起きない状態を保つ」ための作業が多く、
目に見えにくいのが特徴です。

保守費用の相場はどのくらい?

あくまで一般的な目安ですが、
よく見かける相場感は以下です。

  • 月額 5,000円〜10,000円
    → 最低限の監視・管理のみ
  • 月額 10,000円〜30,000円
    → 中小企業サイトで多い価格帯
    (管理+軽微な修正・相談対応込み)
  • 月額 50,000円以上
    → 更新頻度が高い/システムが複雑/複数サイト管理など

「高い・安い」は、
何をどこまで含んでいるかで大きく変わります。

細かい内訳例(イメージ)

例えば、月額30,000円の保守費用の場合、
中身はこんな構成になっていることが多いです。

  • サーバー・ドメイン管理
  • WordPress・プラグイン更新チェック
  • セキュリティ対応・バックアップ確認
  • 表示崩れやエラーの一次対応
  • 月◯時間分の軽微な修正作業
  • メール・チャットでの相談対応

ポイントは、
「トラブルが起きたときの即対応枠を確保している」
という点です。

実際には、
何も起きない月のほうが多いですが、
起きたときは一気に工数がかかることもあります。

クライアントと制作側の相場感のギャップ

ここが一番ズレやすいところです。

クライアント側の感覚

  • 更新してないのに費用がかかる
  • 作業してない月は減らせない?
  • 何をやっているのか見えにくい

制作側の感覚

  • 何かあったら即動ける状態を維持している
  • 裏側では常に確認・判断が発生している
  • 緊急対応はスケジュールを割り込むこともある

つまり、

「何も起きていない=何もしていない」ではない

という点が、
なかなか伝わりにくい部分です。

保守費用で一番大事なこと

金額そのものよりも大事なのは、

  • どこまで対応してくれるのか
  • どこからが別途費用なのか
  • 何かあったとき、誰がどう動くのか

が、
事前に共有されているかです。

保守費用は
「安心を月額で買う」側面が強いので、
納得感のある説明と合意がないと、
どうしても不満が生まれやすくなります。

まとめ

  • 保守費用は「何もしないための費用」ではない
  • 相場は月数千円〜数万円と幅がある
  • 中身と対応範囲で金額は大きく変わる
  • クライアントと制作側で見ている視点が違う

nanofunでは、
「結局、何をしてくれるのか分からない」
という状態にならないよう、
できるだけ中身が見える形での保守を心がけています。